このページではテレワークやオンライン会議をメインに1年間私が骨伝導ヘッドホンのAeropexを使った感想をご紹介します。結論から言うとテレワーク、ながら勉強、なんでも御座れ、最終的にはそんな感想を抱かせてくれました。極端な高音質は期待できませんが、使い勝手にフォーカスすると今まで抱いていたヘッドホン、イヤホンに対する煩わしさを全て払拭してくれたのです。今回は、私が愛してやまないそんな骨伝導ヘッドホン「Aftershockz Aeropex」について紹介したいと思います。
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目次
骨伝導ってなんだろう
鼓膜にダイレクトに音を届ける技術
私たちが普段音を聴く時、スピーカーなどから出た音は空気を振動させ、その振動を鼓膜で感じ取っています。空気の振動により鼓膜自体が振動して「音」として認識しています。イヤホン、ヘッドホンなども同じで空気を振動させて鼓膜へ音を届けているんですね。対して骨伝導の場合は揺らすものが空気ではなく我々の身体(=骨)なんです。最終的に鼓膜も身体の一部分なのでわざわざ空気を揺らさなくてもしっかり音として認識できるんです。
骨伝導は雑音が混ざりにくい
空気を介して鼓膜を揺らしていると、聴きたくない雑音まで一緒に空気を伝って入ってきてしまいます。しかし、骨伝導の場合は混じりっ気なしの音を鼓膜へ届けることができるのです。当然同時に空気の振動を鼓膜で感じますので、ノイズキャンセリングの様な外の音を消す効果はありません。しかし、聴きたい音にグッと寄れる、そんな感想を抱くことが出来ます。
私が選んだのはAeropex
骨伝導ヘッドホンを選ぶメリット
オンライン会議などで利用すると2〜3時間着けっぱなし、またはほぼ1日中着けっぱなしなんて日も珍しくありません。これを耳に入れるタイプのイヤホンで乗り切ろうとすると、耳の中がムレたり耳が痛くなったりしてなかなか厳しいものがあります。そんな悩みも骨伝導ヘッドホンであればクリアすることが出来ます。
・ムレ感:ほとんど無し。実際は耳の前部分が触れているので、ムレはあると思いますが実感としては無いに等しいです。
・耳の痛み:ほとんど無し。Aeropexのチタンフレームは非常に柔軟性がありますので、よほどヘッドホンと頭の形が合わないレアケース以外は痛みを感じることは無いと思います。
・音漏れ:ほとんど無し。会議などの通常使用で音漏れが気になったことはありません。
Openmoveを買ったが聴き比べてすぐ乗り換えた
当初は安価なOpenmoveを購入し満足していたのですが、Aeropexを試せるタイミングがあり音がとてもクリアだったのですぐ乗り換えを決意しました。あとOpenmoveはフレームがチタンで無く、カバンの中で折れてしまいそうな心配があったのが、Aeropexのチタンフレームのおかげでその心配から解放されました。
高音、低音は多少弱いので本格的な音楽鑑賞には向かない
デメリットが無いかと言うとそうでもありません。通常のヘッドホンなどに比べて高音、低音が多少弱く本格的な音楽鑑賞には向かないと思います。あくまで「ながら用途」か私の様にオンライン会議用途でメリットを感じることが出来ます。
まとめ
いかがだったでしょうか。徐々に利用者も増えている骨伝導ヘッドホン。気にはなってるけど結構値段も張るし購入に踏み切れなかった方も多いのでは無いかと思います。もしも会議用などで悩まれているのであれば、絶対おすすめします。非常に良く出来たヘッドホンです。
皆さんのお悩みにお役立ちで切れば幸いです。